■ストレス社会と自律神経

鍼を刺す=痛い、怖いと思っている方がたくさんいますが、当院で治療されている患者様のほとんどの方が置鍼した状態で深い眠りに入っています。

これは自律神経のバランスがとれて気持ちよい状態の時に分泌される「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質の一つ(セロトニン)が増加しているからです。

癒し効果がある鍼灸治療が「ストレス社会の自律神経の調整には有効であります」

■オメオスタシス

生体のホメオスタシス(生体恒常性)を司るのは自律神経、内分泌、免疫です。

自律神経、内分泌、免疫をコントロールしているのは脳です。

これが正常に働いているので普通に生きられるのです。

しかし、人間は空気(酸素)を吸って生活しています。

酸素は体の中で栄養素と結びついてエネルギーを作り出します。

ところが体の中に入った酸素すべてがエネルギーとして使われれば良いですが、使われなかった分は酸化してしまいます。

一度酸化がおき始めるとどんどん進んでいき体の中の機能が正常な働きができなくなり、なんとなく調子が悪い、または軽い病気が発生します。

病気になるとますます酸化ストレスが高くなります。

病気が重篤になればなるほど酸化ストレスが高まります。

定期的に鍼灸治療をしていると身体が正常な状態(健康)に戻す反応が現れます。

これをホメオスタシス(生体恒常性)といいます。

 

生体では、その状態が乱されようとするときにも元の状態もどすような生理的機序が常に働くのです。

 ・体温の調節

 寒いときは鳥肌が立ち

 体温の放散を抑制します。

 暑いときに汗をかき、

 体温の放散を促進します。

 

・血流量の調節

 運動時には心臓の拍動が早くなり

 心臓が送り出す血液の量が増加します。

 休息時には心臓の拍動が遅くなり

 心臓の送り出す血液の量が減少します。

 

 ・血糖値の調節

 食後は血糖値が上昇しますが、

 それに応じて血糖値を減少させる

 ホルモンであるインシュリンが

 膵臓から分泌されます。

■お灸

・お灸は白血球が増えて免疫力が高くなり

 ウイルスの体への侵入を防ぎます。

 ・お灸はヘモグロビン値を増加させます。

 ヘモグロビンとは、赤血球に含まれる

 赤色素タンパク質のことです。

  

 ヘム=鉄

 グロビン=タンパク質

 ヘムは酸素と結びつく力が強く全身に酸素を

 行き渡らせる大切な役割を担っています。

 ヘモグロビン値が低いと貧血になり

 全身の細胞に酸素が行き渡りにくくなり

  頭痛、だるさ、肩こりの症状がでます。

■フレアー現象

鍼を打った周囲の毛細血管が広がって

血流が良くなっています。

鍼を刺すことで「異物が来た」という

体刺激によって反射がおこりました。

■治療院案内

名古屋市緑区鎌倉台の静かな住宅街にある

夫婦で営んでいる小さな鍼灸院です。

 

使命

「若く・美しく・健康に長生きする」

 手助けをすることが

 セイジ鍼灸院の仕事です。

   

痛みで困っている患者様を

丁寧に治療させていただくために

一日あたりの患者様を

調整させていただいております。

 

診察時間 AM9:00~PM8:00

休診日  日曜日

 

電話 052-217-3699

   090-1746-3058(院長携帯)

   *治療の妨げになりますので

    営業のお電話はお断りしています。

 

住所 名古屋市緑区鎌倉台2-1808-2

駐車場 3台有